医療機関の皆様

マイクロダイエットという選択 減量 栄養改善 福利厚生

医療に携わる皆様へ

減量サポートシステム

  • フォーミュラ食での食事指導が初めての医療機関様などご要望に応じてフォーミュラ食療法勉強会を開催致します。
  • 患者様が無理なくセルフモニタリング行うための資料をご用意しています。(食事日記・ウェートコントロールファイル)
  • 減量による医療費削減をサポートするため、特別販売企画をご用意しています。

栄養改善

マイクロダイエットは良質タンパク質・ビタミン・ミネラルを十分に、バランス良く含むため、食事を十分に摂れない高齢者の栄養補給にも応用できます。

福利厚生

病院の職員様及びご家族様への健康増進にお役立ていただけるよう、福利厚生販売をご用意しています。

このページの先頭へ

マイクロダイエットご販売の流れ

1.医師・栄養科から患者様へ紹介票 2.患者様から販売店へ紹介票を提示 3.販売店から患者様へ商品販売
  1. 1.減量が必要な患者様にマイクロダイエットをご紹介します。
    患者様がご購入を希望をされましたら、紹介票に医師名を捺印またはご記入頂き患者様にお渡しください。
  2. 2.患者様が紹介票を販売店様に持参します。
  3. 3.販売店様が患者様にマイクロダイエットをご販売します。
    ※直接患者様のご自宅にお届けする方法もございます。
    (詳しくはお問い合わせください)

このページの先頭へ

フォーミュラ食経験者のリバウンドについての報告

減量困難な肥満患者における1ヵ月間限定のフォーミュラ食経験者の減量効果はその後、維持されるか?

フォーミュラ食終了3〜6ヵ月後の積極的なフォローが効果持続のカギに!

金沢大学附属病院 栄養管理部 古一 素江、他

金沢大学附属病院 栄養管理部 古一 素江

栄養指導を継続的に受けており、体重増加はないが、減量が困難な難治症例に対し、フォーミュラ食を使用した食事療法を1ヵ月間限定で施行した結果、筋肉を保持しつつ、有意差を持って減量できたことを経験しました。そこで今回、フォーミュラ食療法施行後、その減量効果は維持されるか否かを検討しましたので、ご報告します。

対象は、当院外来通院中の肥満患者10名(男性5名、女性5名)とし、平均年齢は58.4歳で、BMI30.6、体脂肪率は39.5%、収縮期血圧128mmHg、拡張期血圧79mmHgでした。なお、対象患者10名のなかには、脂質異常症(以下、DL群)、2型糖尿病(以下、DM群)の方がそれぞれ7名ずついました。


スライド 体脂肪量の変化率

1日1食、昼食または夕食をサニーヘルス社製のマイクロ−S(以下、MD)に置き換えた食事療法を1ヵ月間施行し、その後は従来の栄養指導を継続したところ、まず、BMIがMD施行開始から3ヵ月後(MD終了2ヵ月後)まで有意に低下しました。また、6ヵ月以降は徐々に増加を示しましたが、12ヵ月後ではMD施行前と比べると、有意に減少していました。一方、推定筋肉量は、12ヵ月後も有意な変化を認めませんでした。また、体脂肪量は、BMI同様、3ヵ月後までは有意な減少を示し、その後徐々に増加を示しました(スライド)。四肢・体幹の体脂肪量は、3ヵ月後までは有意な減少を示し、6ヵ月後以降は徐々に漸増を示しました。トータルコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールについては、特に有意な変化を認めませんでした。肝胆道系酵素のなかではALTが3ヵ月後、6ヵ月後に有意な減少を示しましたが、血圧に有意な減少は見られませんでした。糖尿病群における変化では、HbA1cや空腹時血糖においても有意な減少は見られませんでした。


以上見てきたように、BMIと体脂肪量は、MD開始後3ヵ月後まで低下しており、MD使用終了後も減量効果が持続した理由としては、自己効力感により食事療法への意欲が高まったためと考えられます。また、BMIと体脂肪量は、MD開始後6ヵ月後以降、漸増しました。つまり、MD開始後3〜6ヵ月頃に再度、フォーミュラ食を行うなど、何らかの積極的な介入が必要であると示唆されました。

このページの先頭へ

マイクロダイエットを用いた栄養改善例

Formula Dietの新しい使い方 〜褥瘡治療への応用

肥満症治療で有用な“マイクロダイエット”難治性の褥瘡治療でも効果を確認!

東邦大学医療センター佐倉病院 NST 川名 秀俊、他

東邦大学医療センター佐倉病院 NST 川名 秀俊

褥瘡のリスクファクターが検討された平成10年度の厚生労働省・長寿科学研究事業班の報告によると、「発生については栄養状態が大きなリスクファクターとはならないものの、発生後の治療経過においては大きな意味を持つ」とされています(スライド1)。そして、日本静脈経腸栄養学会が出している褥瘡に対する栄養療法のガイドラインでは、エネルギー量やタンパク質とともに、微量元素が欠乏状態にならないように注意することが求められており、我々もガイドラインに準じて治療を展開していますが、実際には難渋するケースがあります。


スライド1 褥瘡のリスクファクター スライド2 褥瘡に対するFormula食の効果

そこで、経腸栄養剤として用いられているラコールやエンシュアリキッドと、肥満症治療に用いられるマイクロダイエット1パック分の栄養成分を比較してみたところ、マイクロダイエット(MD)では、総エネルギー量に対するタンパク質比がかなり高いことが明らかになりました。この点を踏まえて、患者さんのバックグラウンドを揃え、一般的に褥瘡治療に用いられているアイソカル・プラスEXを用いた症例とMDを用いた症例を比較・検討してみたところ、血清アルブミン、プレアルブミンといったタンパク合成能の指標がMDを使った群で改善する傾向が見られました。MDは良質なタンパク質を多く含み、それが除脂肪体重維持にかかわっているということ、ビタミンや微量元素といった必須元素が多く含まれていることから、今回、適切な栄養管理と褥瘡処置を行っていても改善が見られなかった難治性の患者さんに対して効果が期待できるのではないかと推測し、Formula食を追加投与することによって生じる褥瘡改善効果を検討してみました(スライド2)。評価項目として、血清アルブミン、プレアルブミンのほか、褥瘡のスケールとして用いられるDESIGN-Pと肉眼的所見を用いました。なお、DESIGN-Pとは、深さ、浸出液、大きさ、炎症感染、肉芽形成、壊死組織、ポケットを表す単語の頭文字をとった評価法ですが、点数が高いほど状態が悪いと評価されます。


スライド3 症例

2つの症例を紹介します。まず、79歳の女性で、もともとADLがよくなかったところに誤嚥性肺炎を起こされ、寝たきりから廃用症候群のような状態になってしまったため、一時期、ビーフリード輸液を1,000kcal投与していたのですが、計算上の必要エネルギー1,200kcalに対して少なめだったことも影響したのか、栄養状態がどんどん悪くなってしまいました。実はこの症例は他院からの持ち込みの褥瘡だったのですが、当初、DESIGN-Pスコアが20点もありました。食事は食べることができたため、計算上の必要エネルギー量を上回って、アルギニンが含まれるアイソカルジェリーも経口摂取させたのですが、なかなかよくならないことから、かなり難治性の褥瘡であると考え、MDを0.5パック分、ゼリー化させて食べさせてみました。その結果、血清アルブミン値とプレアルブミン値の著明な改善を認め、DESIGNのスコアも13点まで下がりました。肉眼所見も明らかにきれいになってきています(スライド3)。

次の症例は、最初の症例と同じような形で寝たきりになってしまった149cm、48kgの62歳女性です。この方も想定される必要エネルギー量1,500kcalを経口からしっかり食べていたにも関わらず、どんどん栄養状態が悪くなり、褥瘡の改善傾向が見られなかったことから、途中からMDを1パック飲んでもらうことにしました。その結果、プレアルブミン、血清アルブミンともに正常範囲まで改善し、DESIGNのスコアは5まで下がり、肉眼的所見でもかなりきれいになっていました。

以上より、Formula食であるMDは、肥満症治療の一ツールとしてのみならず、褥瘡の治療手段にもなりうるのではないかと考えられました。

このページの先頭へ

マイクロダイエット取扱施設

北海道

北海道 北海道大学病院
札幌医科大学附属病院
北海道循環器病院
恵み野病院
北光記念病院
JR札幌病院
札幌道都病院
あさぶハート・内科クリニック
斗南病院
函館中央病院
釧路赤十字病院
旭川赤十字病院

東北

秋田県 秋田赤十字病院
岩手県 岩手医科大学附属病院
岩手医科大学附属内丸メディカルセンター
きたがみ駅前内科クリニック
宮城県 東北大学病院
JCHO仙台病院
JCHO仙台南病院
医工商会 糖尿病サロン
仙台オープン病院
鈴木ゆうクリニック
山形県 山形大学医学部附属病院
山形市立病院済生館
福島県 福島県県立医科大学病院
長瀬内科胃腸科
済生会福島総合病院
太田綜合病院 附属太田西ノ内病院

北関東

群馬県 群馬大学医学部附属病院
勝田消化器内科クリニック
花水木内科
あやこまごころ診療所
栃木県 自治医科大学附属病院
国際医療福祉大学病院
獨協医科大学病院
上都賀総合病院
とちぎメディカルセンターしもつが
新小山市民病院
永山医院
茨城県 筑波大学附属病院
国立病院機構霞ヶ浦医療センター
結城病院
埼玉県 埼玉医科大学附属病院
自治医科大学さいたま医療センター
熊谷外科病院
彩の国東大宮メディカルセンター
瀬戸病院
南中丸クリニック
あいおいクリニック
まみ内科クリニック
さかもとクリニック
つのだ内科糖尿病クリニック
志木ファミリークリニック

南関東

千葉県 千葉大学医学部附属病院
東邦大学医療センター佐倉病院
国際医療福祉大学成田病院
松戸市立総合医療センター
小見川総合病院
千葉労災病院
君津中央病院
井上記念病院
板倉病院
みはま病院
みはま佐倉クリニック
みはま成田クリニック
みはま香取クリニック
東葛クリニック
順天堂大学医学部附属浦安病院
とくやまクリニック
国際医療福祉大学市川病院
神奈川県 横浜市立大学附属病院
帝京大学医学部附属溝口病院
横浜労災病院
横浜栄共済病院
日本鋼管病院
横浜市立みなと赤十字病院
湘南藤沢徳洲会病院
藤沢湘南台病院
JCHO横浜保土ヶ谷中央病院
聖マリアンナ医科大学東横病院
平塚市民病院
平塚共済病院
寒川病院
医大前内科クリニック
横浜土田クリニック

東京都

東京都 東京大学医学部附属病院
東京医科歯科大学医学部附属病院
慶應義塾大学病院
東京女子医科大学病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京慈恵会医科大学附属病院(本院)
聖路加国際病院
日本赤十字社医療センター
東京逓信病院
東京都立多摩総合医療センター
榊原記念病院
下北沢病院
板橋中央総合病院
東京衛生病院
四谷メディカルキューブ
東京センタークリニック
銀座コクリコ
銀座コレージュ
クロスクリニック銀座
じゅんクリニック
あさの金町クリニック
林胃腸科外科クリニック
関東中央病院
国立国際医療研究センター病院
きつかわクリニック
吉田まゆみ内科
アオハルクリニック

北陸信越

新潟県 新潟市民病院
済生会新潟病院
富山県 富山大学附属病院
済生会高岡病院
JCHO高岡ふしぎ病院
富山西総合病院
黒部市民病院
厚生連滑川病院
吉本レディースクリニック
石川県 金沢大学附属病院
金沢赤十字病院
金沢医科大学付属病院
映寿会みらい病院
円山病院
福井県 福井大学附属病院
吉田医院
大名町スキンクリニック
邦高会 高沢内科医院
長野県 松本歯科大学健康づくりセンター
佐久市立浅間総合病院
東御市民病院
小諸厚生総合病院
くろさわ病院
下伊那赤十字病院
藤森病院
健和会病院
岸医院
栗田病院
北野病院

東海

岐阜県 岐阜大学医学部附属病院
岐阜市民病院
大垣市民病院
岩砂病院・岩砂マタニティ
岩永耳鼻咽喉科
静岡県 静岡市立静岡病院
浜松医療センター
浜松赤十字病院
あそうクリニック
プルメリア糖尿病内科クリニック
愛知県 名古屋大学医学部
愛知医科大学病院
中部労災病院
中日病院
名古屋共立病院
岡崎市民病院
中京病院
小牧市民病院
名古屋市立大学病院
なるみ記念診療所
整形外科京命クリニック
西大須伊藤内科・血液内科
高橋医院
内科ののがき
イトウ内科クリニック
高橋内科クリニック
三重県 済生会松阪総合病院
桑名市総合医療センター
鈴鹿中央総合病院
鈴鹿回生病院
四日市羽津医療センター
MG糖尿病・内分泌・甲状腺クリニック

近畿

滋賀県 滋賀医科大学医学部附属病院
草津総合病院
甲南病院
京都府 国立病院機構京都医療センター
洛和会丸太町病院
医仁会武田総合病院
大石内科クリニック
十条リハビリテーション
すなおクリニック
大阪府 大阪大学医学部附属病院
大阪医科大学附属病院
国立循環器病センター
大阪市立総合医療センター
大阪急性期総合医療センター
大手前病院
淀川キリスト教病院
岡島内科クリニック
千船病院
よしだ睡眠呼吸器クリニック
まつだ消化器糖尿病クリニック
奈良県 天理よろづ相談所病院
兵庫県 神戸大学医学部附属病院
兵庫医科大学病院
加古川中央市民病院
宝塚市民病院
石井病院
和歌山県 和歌山県立医科大学附属病院
和歌山労災病院

中国

鳥取県 米子東病院
鳥取大学医学部附属病院
島根県 島根大学附属病院
岡山県 岡山労災病院
広島県 広島大学病院
一陽会原田病院
中国労災病院
土谷総合病院
日本鋼管福山病院
JA尾道総合病院
山口県 医療法人さくらひつもと内科循環器
山口労災病院
山口厚生連小郡第一総合病院

九州

福岡県 福岡大学医学部附属病院
国立病院機構九州医療センター
九州大学病院
産業医科大学病院
医療法人和仁会福岡和仁会病院
恵友会霧ケ丘つだ病院
福岡大学筑紫病院
メディカルフィットネスセンター三幸
小倉記念病院
福岡山王病院
新小文字病院
岡田内科クリニック
佐賀県 佐賀県医療センター好生館
長崎県 佐世保中央病院
熊本県 熊本労災病院
ひがし成人・循環器内科クリニック
駕町太田皮ふ科
大分県 大分大学医学部附属病院
中津市立中津市民病院
大分県立病院
宮崎県 古賀総合病院
とくとめクリニック
鹿児島県 鹿児島厚生連病院
鹿児島逓信病院
いづろ今村病院
愛宕山診療所
沖縄県 大浜第一病院
名嘉村クリニック
屋宜クリニック
あがり浜クリニック
中頭病院

四国

徳島県 徳島大学病院
香川県 香川労災病院
愛媛県 愛媛大学医学部附属病院
愛媛労災病院
松山市民病院
中川循環器科内科
加戸病院
高知県 高知大学医学部附属病院
アズマ耳鼻咽喉科・アレルギー科
お問い合わせ

このページの先頭へ